受動ヒザ関節を持つ四脚ロボットの走行歩容生成

Rush (2003-2009)

研究の経過・概要


2006年- 2009年 (Rush)

四足動物のバウンド歩容(bound gait)では、通常一周期内にextented flight phaseとgathered flight phaseという異なる二つの跳躍相が現れる。これまで四脚ロボットを用いてバウンド歩容を実現した例はいくつかあるが、そこでは一周期内にi一回の跳躍期(二つのうちどちらか一つ跳躍相)しか現れていなかった。

ここでは四足動物のように一周期内に二つの跳躍期が現れる走行歩容をfull-bound歩容と名づけ、full-boundが現れる条件を調べ、「四脚走行ロボットのfull-bound歩容生成」のシミュレーションと実機Rushを用いた実験を行った.

Publications

2003年- 2006年 (Rush)

「環境を外乱とみなすのではなく,環境と身体との間の相互作用によって創発的に生み出される運動が歩行・走行である」との定義の元に,不整地走行を目指して四脚ロボットのシミュレーションと実機Rushを用いた実験を行った.安定で効率的なバウンド走行の生成のために遅延フィードバックを用いた.

具体的には、四脚走行ロボットの「静止から走行への遷移」と「不整地走行」のシミュレーションと実機Rushを用いた実験を行った.

ムービー(実験)

ムービー(シミュレーション)

Publications


鉄犬1の走行

Patrush1の走行