四脚走行ロボットの視覚適応
これまでの経緯と要旨(論文リスト付)
- 2019 Apr.-
Fullら(1999)はTarget(動物,ロボット)の脚式ロコモーションの原理を議論するためにTemplateとAnchorと
呼ばれる2種類の力学モデルを用いることを提案している.Templateとは,Targetの運動を表現・解析するための最も簡単なモデルである
が,Targetの運動やその特性を十分再現可能であり,かつ,制御手法の設計方針を提供することができる.Anchorとは,「客数や関節数などの形
態」や「感覚ー行動制御」の観点から,Targetとなる動物やロボットに近いモデルであることが望ましい.また,その一方でAnchorは
Templateが示す運動の特性を備えている必要がある.我々は四脚走行ロボット"Kurama"
をTargetとし,視覚適応シミュレーションの
TemplateとしてBlickhan(1989)が提案しいたSLIP(Spring Loaded
Inverted Pendulum)モデルを用いる.そしてAnchorとして力学シミュレーションソフト"Webot"上
にKuramaの力学モデルを構成し,より詳細なシミュレーションを行う.
シミュレーション結果(not yet)
Publications
- 菊川 響,岡田 奈津希,木村 浩:四脚走行ロボットの視覚適応シミュレーション, 2020ロボティクスメカトロニクス講演会論文集,2P1-J04,2020.05
- 岡田 奈津希,木村 浩:跳躍ロボットの視覚の適用を前提とした障害物回避方法シミュレーション,
日本機械学会関西学生会2019年度卒業研究発表講演会予稿集,16P13,2020.03
参考文献
- R. J. Full and D. E. Koditschek: Templates and anchors:
neuromechanical hypotheses of legged locomotion on land, J. of
Experimental Biology, vol.202, pp.3325-3332, 1999.
- R. Blickhan: The Spring-mass Model for Running and Hopping. J. of
Biomech., vol.22, pp.1217-1227, 1989.
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パトラッシュや鉄犬の写真とムービー
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